さあ『ポツンと一軒家』続きのお時間です。今回は『大改造!!劇的ビフォーアフター』とのコラボ回です。
内容の前にこちらをご覧下さい。
放送当日3月29日のテレビ番組表です。18:30~は『ポツンと一軒家 特別編』で18:57~は『大改造!!劇的ビフォーアフター ポツンと一軒家を匠がリフォームSP』となっています。
3/29(日)は
— ポツンと一軒家@毎週日曜日放送中! (@potsun_abctv) 2020年3月22日
夜6時30分~「ポツンと一軒家特別編」
夜6時57分~「ビフォーアフターとポツンと一軒家 コラボSP」
ビフォーアフター×ポツンと一軒家がスペシャルコラボ✨お楽しみに😆#なんということでしょう❗️#所ジョージ #江口ともみ #林修 #菜々緒 #加藤みどり#ビフォーアフター #ポツンと一軒家 pic.twitter.com/1xWJHQ1Hg4
『ポツンと一軒家』のツイッターも普段やってる番組の詳報をツイートしない、TVerやamazon prime等ネット配信もないこの日の放送は『大改造!!劇的ビフォーアフター』の特番なのです。ポッツン視聴者の感覚では『大改造!!劇的ビフォーアフター』がコラボしに来たと思いきや、テレビ局としては『ポツンと一軒家』がコラボしに行ったということなのでしょう。ちょっと納得しかねるけども次行ってみましょう。
コラボの経緯
そもそも何故『大改造!!劇的ビフォーアフター』と『ポツンと一軒家』がコラボするに至ったのでしょう?
ビフォーアフターが3年前にレギュラー放送を終了し、1年前にレギュラー放送を開始したのがポツンでした。
以前にも触れた通り、 2つの番組を制作しているのは『ジャンプコーポレーション』という東京のテレビ番組制作会社です。ポツンに訪れたスタッフは元々ビフォーアフターを担当していました。そのことを知ったポッツン住人さんが「うちもビフォーアフターでリフォームしてもらえたらなぁ」と冗談混じりに語ったのがきっかけでした。
jump.co.jpスタッフとポッツン住人さんの間で冗談を交わせる人間関係を作られていた、ということなのでしょう。ネット上ではポツンのスタッフについて「態度が横柄」「白々しい」なんて意見を見かけますが、少なくとも今回のポッツン住人さんはそう捉えなかったのだと思います。
手掘りの道
前回の記事でも紹介したこちらの画像。四駆の軽トラックでしか上れない番組史上最恐の道でした。実はこの道はポッツン住人のお父さんが鍬とツルハシで手掘りした道という衝撃の事実が判明。
舗装された道路からポツンまでの距離約700m高低差約150mの道。これはポッツン住人のお父さんが18歳の時から村人にも手伝ってもらいながら5年かけて造り上げたものだそうです。それまではもっと狭い獣道を歩いて通学したというから驚きです。
ビフォーアフター
ビフォーアフター画像を張りまくるわけにはいかないので番組公式サイト をどうぞ。
www.asahi.co.jp正直言って『大改造!!劇的ビフォーアフター』はレギュラー放送中からそれほど好きではありませんでした。基本的には匠と呼ばれる建築家が依頼者のお宅に赴いて、現状の問題点と今後への要望を聞いて、それに沿ったリフォームを行って、完成したら依頼者が我が家を見に来るという流れです。
番組としては大改造された我が家を前に驚いたり泣いたりする依頼者を撮りたいからか、リフォーム中に依頼者が様子を見に来るということがありません(多分)。要望が伝わっているのかとか、匠の自己満足なギミックが披露されるとか、依頼者を大事にしているようには見えないことがありました。依頼者は高いお金払ってるんだからテレビや建築家のオモチャにされては困るのです。
そんな不安もありながら、今回はというと良いリフォームだったと思います。予算400万円というのはこの規模のリフォームにしては安かったです。これはポッツン住人さんが建材を用意してあったこと、廃材を薪として引き受けたこと、テレビだからと無償で協力してくれた方々の力添えなども影響しているでしょう。それにこう言っては失礼かもしれませんが、築150年のお宅なので改悪する方が大変というか、予算に余裕が無かったことで逆に無駄な遊びも無く、無難に仕上がっています。
↓は匠のブログです。
atelier-m-architects.at.webry.info番組最多16回の出演回数を誇り、ポッツン住人さんと同じ静岡在住の方なので信頼感がありました。
というわけで今回はここまで。
ほぼ物置だった家がお客さんをもてなせる立派な古民家へと生まれ変わりました。5月には黄金色に染まる茶畑へ、是非足を運んでみてはいかがでしょう?
黄金みどり茶園へのアクセス
見学するなら要予約です。