田舎行かない?

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【感想】ポツンと一軒家 3月15日part2【岩山】

『ポツンと一軒家』前半の後半戦の始まりです。前回は三重県の1軒目に向かう途中の集落で「ミナミじゃない。ヒガシや!」にやられました。そのためポツンに到着する前、時間にして番組開始から3分40秒までの感想で記事を〆てしまいました。

その続きです。

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「ミナミじゃない。ヒガシや!」を引きずっているので『東屋』という言葉にもクスっとします。ちなみに東屋(あずまや)とは公園や庭園、散策路沿いのちょっとした休憩所のこと。

tver.jpTVerでは4月5日(日) 20:56まで配信中です。

ポツンからの景色

 今まで『ポツンと一軒家』での絶景と言えば高所からの眺望でした。遠くまで見通したり眼下に見下ろしたりは山中に多いポツンならではです。

そんな中でも私のお気に入りはこちら↓

静岡県の『黄金みどり茶園』からの眺めです。お茶の常識を覆す金色の茶葉が風に揺れる光景が印象的でした。放送時のナレーションでは「SNS映えするとして若者が訪れることも」なんて言っていた記憶があります。

そこで活躍するのがインスタグラムを見るためだけに作った私のアカウント。

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『黄金みどり』で検索したら投稿は245件。多いんだか少ないんだか分かりません。ザっとみた限りでは、お茶持って「ウェーイ!」している画像はありませんでした。『インスタグラムやってる人は皆陽キャ』という私の先入観は崩れ去りました。

www.ochanomachi-shizuokashi.jp

趣の違う景色

今回のポツンからも特徴的な景色が拝めました。

玄関開けたら岩壁。これは今後現れることのない物件でしょう。

何に価値を見出すかは人それぞれ。今は亡きポッツン住人さんはこの岩山を見たいがために、ここに家を建てました。そのお気持ち、何となく分かります。

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人間には想像もつかない長い年月そこにあり、今生きる全ての人間を足しても及ばない知見を持ちつつも、人間を寄せ付けない荒々しさや逞しさへは畏敬の念が湧く一方、体の至る所で木々を抱き生命を育む姿には慈愛すらも感じます。

例えるならば、蝶野正洋さんがチワワの散歩をしているようなもの。

(注)実際にはブルドッグを飼ってます。

かの織田信長公も岩壁が好きだったかもしれないとブラタモリで言ってました(多分)。

そんな岩山もまた、これまでとは種類の違う絶景です。一瞬でも「このポツンは陽当たり悪そう」なんて思ってしまった私は何をしたら許されるでしょうか。

何かを始めるのに遅すぎるということはない

それまで仕事一筋だったポッツン住人さんは75歳からカラオケという新たな趣味を持ちました。このポツンは生活ではなくカラオケのために建てたもののようで。

そして32年間の庭師の経験を注ぎ込むべく、80歳から公園造りを始めました。公園って個人で造るものでした?

6000坪の土地を買い、山を切り拓き、石垣を組んで2000本以上を植樹して、重機で道を造って公園として開放しました。作業の合い間にはポツンで休んだり、友人や地域の方を招いてカラオケ大会を開いて楽しんだそうな。

目の前の岩山からすればポッツン住人さんが夢のために生きた人生など、ほんの一瞬の出来事だったかもしれません。でも彼の残した子供達や公園に訪れる人々、色付く木々を見たら、もしかしたら少しは和んだり微笑んだりするのかなと思います。

 

というわけで今回はここまで。後半のポッツン住人さんも中々の開拓者だったのでpart3までお付き合い下さいませ。