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【感想】ポツンと一軒家 3月8日part2【過去最高DIY】

さあ見所満載だった岡山県の『ポツンと一軒家』後半戦です。

道から始まって定番の畑、庭の噴水やピザ窯、塀から石畳からウッドデッキから住宅まで、人工物は大体自作しているポッツン住人さんをご紹介。

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歴代最高DIYポッツン住人さんと認定します。だって造り過ぎだもの。

ちなみにウッドデッキを貫通しているのは水楢(ミズナラ)という木です。彼らは地中25mまで根を張るらしく、自然の擁壁として利用されています。楢というだけあって多くの水分を吸収してくれます。

ナラ - Wikipedia

tver.jpTVerでは3月15日(日) 20:56まで配信中です。

そもそも何者?

歴代最高DIYポッツン住人さんはどんな人なのでしょうか? 

彼の母親曰く「3歳頃から包丁で木を削って物を造っていた」と言います。学生時代には授業中に鉛筆をカッターで削って彫刻を掘りました。16歳になると一枚の板を彫って平面が浮かび上がって見えるレリーフの制作を始めます。

レリーフ - Wikipedia

この技法は8000年以上前から存在していると言われています。ポッツン住人さんの凄いところはレリーフに染料を使って彩色も行ったこと。

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当時は彩色されたレリーフは数が少なくて「初任給が1万円の時代に2週間ほど展示会を開いて250万円貰った」と語っていました。現代で大卒の初任給が20万円とすると5000万円を売り上げたことになります。

しかし作品を売っていたのは25歳くらいまでで、それ以降は主に指導者として活動されているそうです。これまでの収入によって28歳で山1つ4500坪を購入できたわけです。

という話を聞いた後、スタッフが「こういうのってどうやって彫ってるんですか?」と尋ねます。ヤラしいです。素直に「彫ってるところを撮影させてくれませんか?」と言わず、相手に忖度させるところが。好意に付け込んでると色々と廃れます。

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スゴイです。スタッフの意思を汲み取って、実演しながらインタビューに応えて、30分で完成させてしまうところが。

苦労をしなくて済むようにとの思いで梟(不苦労)。

ヤフオクで作品発見

page.auctions.yahoo.co.jpヤフーオークションでポッツン住人さんの作品を見付けました。全ての入札履歴を見ると3月5日に開始価格4,990円で出品されてしばらくは入札がありません。それが3月8日20時21分、つまり『ポツンと一軒家』放送中に初めて同額で入札がありました。この日の視聴率は大台の20.4%。宣伝効果も相まって、放送中からどんどん値を上げていき、執筆時現在では入札75件、価格66,005円となっています。

家族のためにも家造り

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前回も貼ったこの画像。以前は林道を登ってきて最初に目に入るのが汚い倉庫でした。それを嫌がった奥様のために、ポッツン住人さんが住居へと改装しました。この住居をよく見ると外壁の足元にお洒落な石が張られています。これは奥様の要望だそうです。

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トイレも山小屋風板張りから奥様の要望で欧風石張りへ。せっかく造ったものを「壊せ」とか「造り直せ」と言われたら怒ったり落ち込んだりしそうですが、ポッツン住人さんはそうではありません。奥様の理想を実現することが喜びなのです。だからいいのです。それが夫婦円満の秘訣なのかも。でも、せめて造る前に言ってほしい。

というわけで今回はここまで。

ポッツン住人さんの彫刻もDIYも驚愕の出来ですが、さらに驚くべきはそのどちらも誰かに習ったことはなく、全て独学だということです。

彫刻は前述の通り子供の頃の手遊びから、DIYは実際に建築中の工事現場見学から学んだそう。家については素人ながら「このくらいの広さなら柱何本くらい建てたら保つ」ということを現場で見て学んだと言います。今のようにネット環境が整ってない時代に恐ろしい学習力と行動力です。

今後このポッツン住人さんを超えるDIY職人は中々現れないでしょう。良いものを見れたと同時に次へのハードルも上がってしまいました。制作陣はこれを飛ぶなり潜るなりして、越え続けてくれることを願います。